2/21(日) 「富士山の美しさを科学しよう!」

2月21日(日)、常葉大学富士キャンパス(富士市)で、ふじさん部「富士山の美しさを科学しよう」を実施しました。
当日はふじさん部員とそのご家族、合計約70人が参加しました。

 

当日はスペシャルゲストとして、SBSテレビやラジオでもおなじみキトちゃんこと鬼頭里枝さんも参加し、部長のてっちゃんと一緒にイベントを盛り上げてくれました。

また今回、富士市に本社を置くジヤトコさんの社員もイベントスタッフとして活動を共にしてくれました♪
ジヤトコさんは日ごろから、工場から流れ出る水が川を汚さないよう排水を浄化したり、富士山や富士山を源流とする川の清掃活動を続けている企業で、ふじさん部と同じく「美しい富士山をずっと守っていきたい」という想いから、今回の活動に参加してくれました。
ジヤトコのみなさん、ありがとうございました!

常葉大学社会環境学部の山田辰美先生と学生さんたちによる楽しいプログラムがスタート。
今回は、「噴火実験」と「苔玉づくり」という2つのプログラムから、富士山が美しい形をしているヒミツに迫りました。

まずは苔玉作りのため、大学を出て近くの公園へ。
苔玉と富士山、そこにどんな関係があるのでしょう。。。?
どんぐりを探しながら公園の奥に進むと、目の前には大きな富士山が。


グループリーダーの学生さんから、「みんなが今立っているココも、富士山のすそなんだよ。」と教えてもらいました。
確かに足元にも、富士山と同じ溶岩(スコリア)がたくさんありましたね。

これは芽を出したどんぐりの実生(みしょう)。

これを、溶岩(スコリア)を混ぜた土だんごの中に入れ、その周りに苔を巻きつけると、、、
苔玉の出来上がり♪


う~ん、でもまだ富士山と苔玉のかかわりがわからないなぁ。。
「グループリーダー、教えて!」
その謎をリーダーが解説してくれました。

なんとこの苔玉、富士山の"ミニチュア"なんですって!

富士山は、知ってのとおり溶岩でできています。
でも、土の中に根を伸ばす植物にとって、溶岩の上で成長するのはとても難しいことなんです。
富士山の樹海を見てみると、樹海に育つ木々の根は土の中ではなく、溶岩の上を這うように伸びています。さらに、その根は苔でびっしりと覆われています。

苔は水を蓄え、その水分によって木々が成長できるんです。つまり、富士山の森は苔によって活かされているんですね!

苔玉作りの次は、富士山の噴火実験。
富士山が噴火を繰り返して今の形になるまで、を模型を使って再現する実験です。楽しそう!

これが噴火前の小さな富士山。

頂上の噴火口から、溶岩が流れ出てきました!

噴火を何度か繰り返し、溶岩石も吹き出しました!!

実際の富士山のように、何度も何度も噴火を重ねると、きれいな末広がりの美しい富士山が出来上がりました♪

さらに、この富士山をカットして断層を見てみると・・・

まるでミルフィーユのように、流れ出た溶岩が何層にも重なっているのがわかります。
実際の富士山も、このように何層もの溶岩が重なり合い、その隙間にはたくさんの雨水を蓄えていることを知ることが出来ました。

また、溶岩というと真っ赤でドロドロの液体を思い浮かべますが、実験で溶岩として使用した材料は"ドロドロ"したものではなく"サラサラ"のものでした。富士山の場合、溶岩が"サラサラ"していたことで、美しい末広がりの形が出来たことも学びましたね。

噴火実験の後は、山田辰美先生に今日のまとめのお話をしていただきました。

「富士山の森は、苔によって守られていること」
「豊かな森が根を張り、本来崩れやすい溶岩が崩れずに、美しい山の形を保っている」
「サラサラの溶岩が、美しい末広がりの富士山を作った」
「ミルフィーユのような溶岩の層が水を蓄え、富士山まるで自然の作ったダム」

苔玉づくりと噴火実験を通して、こんなにもたくさんの富士山のヒミツを知ることが出来ました♪

今日もとっても楽しいプログラムでしたね!
参加してくれた部員のみんな、お疲れさまでした。
そして、常葉大学富士キャンパスのみなさん、山田辰美先生、ジヤトコのみなさん、とても楽しいイベントをありがとうございました!

最後にみんなで記念撮影♪