3/15(日) 「ふじさん部第2期生卒業イベント 三保松原の植樹」

3月15日(日)、ふじさん部第2期生の卒業イベントを三保松原で行い、ふじさん部員とご家族、総勢130人が参加しました。


三保松原は、昨年の第1期生も植樹をしたり、昨年11月にはみんなで海岸清掃やBBQをしたりと、ふじさん部にとって思い出深い場所です。

今年の活動も今日で最後だと思うと、てっちゃんも部員のみんなもちょっぴり寂しそう。

三保松原の保全活動をずっと続けているNPO三保松原・羽衣村の宮城島理事長がふじさん部にエールを送りに来てくれました。

宮城島さんからは、三保の松が近年減りけていること、松原を守って行くためには松葉が溜まってしまうのが松にとって良くないこと、昔は松葉を近所のみんなが集めて持ち帰り家庭で煮炊きの薪代わりに使っていたから松葉が溜まらなかったこと、などを教えてもらいました。最近は三保松原を守るため、松葉の活用法を研究する取り組みなどが増えてきていることも教えてもらいましたね。

みんなで松原の中を歩いてみると、その美しさが実感できますね。
この松原をずっとずっと守って行きたい!

松ぼっくりもたくさん拾ったね♪

松原を歩いていると、松の子ども(実生)が顔を出しているのを見かけました。

松葉が溜まっていなく、雑草や草の根なども無く、松にとって良い状態の土壌があると、植樹をしなくても自然と松が育つ環境になることがわかりました。こういった土壌ができてきたのは、日々メンテナンスを行っているボランティアさんたちのおかげなんです。

手入れ前の状態。水はけも悪く、松にとって好ましくありません。

松葉をかき、草の根などの腐葉土層を取り除いた様子。これが松にとって良い状態です。

植樹にあたり、静岡県森林整備課の宮崎さんから、松枯れの原因や、松が育ちやすい環境を作るためのレクチャーをしてもらいました。

みんな、真剣に説明を聞いていましたね♪


植樹に向け、次に行ったのは松葉かき。
松にとって良い状態の土にするため、みんなで松葉を集めます。
でも集めた松はどうなるの?
そこに、静岡県立静岡農業高校のお兄さんお姉さんが来てくれました。彼らは松葉の研究や松葉を使った商品開発を行っています。

11月の三保イベントにも来てくれた農業高校の松葉研究チーム。その時は松葉を練り込んで作られたパンを食べさせてもらいましたね。

今日紹介してもらったのは、松葉から作られた入浴料。
松葉にはとってもたくさんの栄養分が含まれていて、それに目を付け入浴料を開発し、今では実際に市内の温泉施設でも使われているんですって!すごい!

静岡農業高校 松葉研究班の活動はコチラから

みんなで集めた松葉は、農業高校のみんなが研究用に持ち帰ってくれました。

いよいよ植樹です!
静岡市中山間地振興課の渡部さんと太田さんが、植樹のお手本を見せてくれました。

まずは、植樹場所の周りの雑草や土の中の草の根などを取り除きます。

次に、植え穴を掘り、その中に木炭を入れます。
今回は、三保松原に生えていた松から作られた木炭を使いました。

そこに松の苗を入れて、土を踏み固めたらセット完了!


苗を植えたら、たっぷりと水やり。
今回は、松の生育を助ける菌根菌というキノコの胞子液を混ぜた水を使いました。
この菌が土の中で成長すると、松ととっても良い共生関係が出来るようです。


みんなで記念撮影♪

みんなで植えた松が、これからすくすく育ってくれるといいですね♪


植樹を終えて、ふじさん部の1年間の活動を振り返りました。
とっても辛かったけど1人もあきらめずに頑張った富士登山。富士山の"信仰"について学んだバスツアー。富士山年賀状作りや、"鹿"と富士山の環境を考えたワークショップ、などなど、みんなでいろんなところに行きましたね♪

最後に、三保の保全活動を続けているNPO法人三保松原・羽衣村にふじさん部から熊手25本と松葉を集めるための袋20袋を寄贈しました。


ふじさん部第2期生、卒業おめでとう!
これからも富士山の魅力をたくさんの人に伝えていってね!