コラム・コメント

Vol.004

音楽に合わせて体を動かす楽しさ

■第1回静岡県ダンス普及検討会に参加した理由

10代のころ、日本のディスコ創成期の先人たちとの交流の中、ディスコを通じて黒人文化に興味を持ち、自分の目と足、経験の中で培ってきた知識が役に立つならば…という思いから。

■ダンスをはじめたきっかけ

17歳(1970年代後半)の時に当時全米で大人気のテレビ番組「SOUL TRAIN」を見たこと。
これを見てBLACK MUSIC DANCEに目覚めました。

■ダンス必修化、と聞いて…

  • まさか教育現場でストリートダンスが教えられるようになるとは思わなかった。
  • ストリートダンスの歴史は他と比べるとまだまだ浅い。たかだか40~50年程度のもの。音楽や発想などの文化が押えきれなくなってここまで育ってきた。確かにあまり教育的に良くない部分もあるが、それを習いたいという子供たちに文化的背景なども伝えていければと思う。
  • ダンスは見るよりも自分で踊った方が楽しいモノ。「見せる踊り」よりも「楽しむ踊り」、生涯自分が楽しむ(自分の個性に合った)踊りを見つけるためにジャンルにこだわらず、色々な踊りを示してあげればよいのでは…。あまり難しく考えすぎると、ステップの一歩が踏み出せなくなってしまう。

■ダンス指導について(ポイントやアドバイスなど)

  • 学校でのダンス教育はトップダンサーを作るのではなく、みんなで楽しむことを教える場だと思う。体育が苦手な子でも踊れるものがある。そんな子が音楽に合わせて体を動かすことで一歩前に踏み出すきっかけになればと思う。また、青森のねぶたは16ビートでヒップホップと同じという捉え方もできる。そういうことも教えてあげれば興味を持ってもらえるのでは。それに、ラジオ体操も音楽に合わせて動くすばらしいダンス。かなりの運動量ですし…
  • 体育の先生にダンスをお見せできる機会を作ってもらえると、学校の先生方の方の力も抜けるのでは

プロフィール

相馬康宏

70年代後半から、いわゆる日本のストリートダンスシーンをリアルタイムで体験。数々のダンスコンテストで受賞。テレビ番組やCMへの出演、振り付けというダンスの経歴に加え、1985年からはDJとしても活動。グランシップ主催のダンスイベント「おとみち」のディスコタイムDJ、ダンスワークショップを2011年のファイナルまで7年間担当。2011年12月、月刊フィットネスジャーナル主催の「80’sエアロビクスナイト」のDJを務める。 DJとしての活動はもちろん、年齢に関係なく踊れる楽しさを伝えるべくダンスインストラクターとしても活躍中。SBS学苑ではファンキーソウルスタイルダンスの講師を務める。