J3沼津×ラブライブ! 初コラボで熱戦応援、2日ホーム戦

2018/8/31 17:00
「ラブライブ!サンシャイン!!」とコラボしたオリジナルポスター=28日、沼津市内

 サッカーJリーグ3部(J3)アスルクラロ沼津は、9月2日に愛鷹広域公園多目的競技場で行われるギラヴァンツ北九州とのホーム戦で、沼津市を舞台にしたアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」と初のコラボ企画を展開する。アニメファンを呼び込み、アスルファン層の拡大を図る。
 アニメに登場する9人の女子高生キャラクターがデザインされたポスターとチケットを作製。会場で、アニメとコラボしたオリジナルのタオルとTシャツも販売する。キャラクターの「渡辺曜」役の声優・斉藤朱夏さんがスタジアムDJを務め、ハーフタイムや試合終了後も登場して会場を盛り上げる。
 試合は「沼津・ひものマッチ」と題し、同市内の在住・在勤・在学者の入場を無料にし、先着500人に地元産の干物をプレゼントする。同社の広報担当者によると、28日現在、前売り券は通常の3倍の千枚近くが売れているという。アニメと干物の相乗効果で「今季最多の来場者数になるはず」と期待する。
 クラブは2027年までのJ1昇格を目指す。J3参入2年目の今季は、リーグ3位で好調を維持。ただ、ホーム戦の入場者数は昨季比約800人減で、J2ライセンスに準じたスタジアム整備に向け、来場者を着実に増やしていくことが課題となっている。担当者は「ラブライブで国内外に発信された沼津を、試合を通じて盛り上げていきたい」と話した。

 ■J2へスタジアム設備が壁
 アスルクラロ沼津がJ2ライセンスを取得するためには、1万席以上の固定観客席や客席全てを覆う屋根、大型映像装置などの設置を定めた「施設基準」を満たす必要がある。だが、ホームスタジアムの愛鷹広域公園多目的競技場は、いずれの設備も満たしていない。クラブと沼津市は現在、同競技場の改修とJ1対応の新スタジアム建設を目指して県東部の市町や地元の各団体、県などと協議を進めている。

 <メモ>「ラブライブ!サンシャイン!!」 廃校の危機に直面した女子校を舞台に、生徒9人で構成するアイドルグループ「Aqours(アクア)」が活躍するアニメ作品。舞台となった沼津市では、キャラクターのスタンプラリーや声優によるライブなどさまざまなイベントが催された。作品の「聖地」として、連日多くの「ラブライバー」と呼ばれるファンが同市を訪れている。

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