三島の「大カシ」倒木 静岡県指定天然記念物、台風21号の影響

2018/9/11 08:25
倒木した「大カシ」=9日、三島市山中新田

 三島市山中新田の山中城跡敷地内の静岡県指定天然記念物「大カシ」(アカガシ)が10日までに、幹2本が真っ二つに折れて倒れているのが見つかった。台風21号などの影響とみられる。倒木により隣接する駒形諏訪神社も一部損壊した。
 市郷土文化財室によると、大カシは根回り9メートル60センチ、目通り6メートル20センチ、高さ約30メートル。樹齢は推定で600~650年。台風による損傷に加え、木が長年の成長による重みに耐えられなくなったことや、連日の悪天候も原因として考えられるという。
 幹は地上1メートル50センチ辺りから折れた。倒れたのは9日未明とみられ、市は周辺を立ち入り禁止にした。
 近隣に住む男性(66)は「(倒れた木を見て)あぜんとするしかなかった。地元の人間として思い入れがあっただけにとても残念」と肩を落とした。

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