静岡県内ため池6カ所、応急措置必要 農水省全国点検

2018/9/11 07:53

 静岡県は10日、7月の西日本豪雨で決壊が相次いだことを受けて農林水産省が8月末までに実施した全国のため池の緊急点検で、県内の農業用ため池648カ所のうち、6カ所について応急措置が必要と判断されたと明らかにした。全国では1540カ所で応急処置が必要とされている。
 県内で応急措置の対象になったため池は、掛川市の上西郷池の谷池、仏沢池、袋井市の井の谷池、菊川市の三ツ池南池、観音ケ谷上池、矢田ノ谷上南池。ため池堤の水漏れや一部崩落などが確認された。いずれも2019年度までに県や市が対策を講じる予定。
 稲作で大量の水を使用する時期ではないことから、県は緊急的にため池の水位を下げるなどの対策を検討している。県農地保全課の担当者は「現場の状況を把握して迅速に対応する」と話した。
 県は今回の調査とは別に、ため池の耐震性についても調査を実施し、648カ所のうち216カ所で対策の緊急性が高いと判断している。13年度から22年度までの計画で補強工事を進め、これまでに約6割に当たる127カ所の対策を終えた。

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